赤羽刀

 今日は作業が一段落したので、作業台のスノコを上げて砥石の泥を掃除したり、スノコを干したりした。

 スノコも常に水が掛かるので大分痛んで来た。桶も同様に痛んでしまった。木製ゆえ仕方ない事ですが、まだまだ粘って使います。

 

 その後は、今年預かった赤羽刀の研磨を始める。大変な錆身なので120番の金剛砥から始めるが、朽ち込み多く中々大変な作業に成りそうです。

 赤羽刀とは、戦後進駐軍に接収されて一時東京の赤羽で保管されていた大量の刀剣の事で、持ち主が分からないものは刀剣に所縁の有る土地に譲渡されたものです。

 劣悪な環境で放置されていたので、大半は錆びてしまっています。

 譲渡された土地では随時保存の為、研磨、諸工作が行われています。

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