仕上げ直し研磨を行っていた御刀を御納めしたので、また新たに仕上げ直しを二振り行う。仕事場が仕上げと下地と二部屋有れば切り替えながら作業も出来るが、一つしか無いので仕上げ作業で部屋に荒砥の粉が入る心配が無い時はまとめて作業を行うようにする。
今回は、ヒケ傷が深く中々手強い面が有る。このぐらいの状態までが仕上げ直しで作業出来る限界で、これ以上だと下地研ぎをしないとヒケ傷を取る事が出来ない。